<苦情要旨と概況>
・情報漏えい(相談支援と事業所間での情報の取り扱い方)
・職員の説明と対応に納得がいかない
平成28年5月
基幹相談さつきに「移動支援を利用したいので事業所を紹介してほしい」と相談があった。
この利用者家族は、別の福祉サービスですでにA事業所を利用している経緯があったため、同じグループ会社で、B移動支援事業所を紹介し、利用者家族の承諾を得て先にB移動支援事業所のサービス管理責任者に基幹相談さつきより相談内容を話した。
後日、利用者家族がA事業所に、もともと利用している福祉サービスの件で連絡を入れたところ、電話口で「移動支援の件ですか?」「基幹相談さつきとは情報はやり取りしていますので」という趣旨の返事があり、情報漏えいがあると利用者家族は不信感を抱いた。今日は別件で連絡したことを伝えたところ、「本来の相談内容を伝えても、その説明にも納得がいかなかった」また「そんな事業所を選んだ基幹相談さつきの責任もある」「四條畷市にも報告してほしい」と基幹相談さつきにご連絡いただき、苦情受付し対応することとなった。
基幹相談さつきより、四條畷市にもこの経過を連絡。A事業所、B移動支援事業所には、それぞれ経過と対応内容、事実確認を依頼。
事実確認後、利用者家族、基幹相談さつき、A・B事業所責任者と面談し内容の報告、今後の改善点などの報告をした。
利用者家族からは、これまでの情報を持ち帰りたいと希望がありA・B事業所で即対応。
基幹相談さつきとしては、どのような情報でも個人情報である限り、十分に取り扱いに注意していくことを法人職員にも周知・徹底した。また事業所との関係構築がされる中で、あいまいな関係にならないように特に注意していくことを再確認した。
利用者家族との面談内容を四條畷市に報告し終結している。
平成29年5月 車両落輪事故
19時台、職員運転の車で、利用者支援終了後、利用者を自宅へ送る途中、対向車とのすれ違いを回避するためバック走行したところ、落輪。利用者にケガはなかった。職員はすぐに専門業者へ連絡し、対応した。車は走行には問題なく帰園。責任者に報告。後日、車の点検にて異常がないか確認した。今後の対策として、道の形状や安全確認を怠らないこと、夜遅い支援を避けることとした。職員会議にて他の職員にも報告し、注意喚起している。